エディッション 9
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delloem
コマンドのアップグレードdelloem
サブコマンドを追加する、Dell 固有の IPMI 機能が更新され、以下の拡張機能を含むようになりました。
vFlash
コマンドを使用して、拡張 SD カードについての情報を表示できます。
setled
コマンドを使用して、バックプレーン LED の状態を表示できます。
ipmitool
の man ページの ipmitool delloem
コマンドに関するドキュメントが更新されました。
tur
パスチェッカーを使用するようになりました。また、以下のハードウェアテーブルパラメーターが更新されています。
flush_on_last_del
が有効になています
dev_loss_tmo
は 600
に設定されています
fast_io_fail_tmo
は 5
に設定されています
pg_init_retries
は 50
に設定されています
sys_enter
sys_exit
HAVE_SYSCALL_TRACEPOINTS
設定オプションが有効なアーキテクチャー上でのみサポートされます。
prlimit64()
のシステムコールが追加され、ユーザーは /proc/<PID>
/limits
ファイル (このファイルは書き込み可能になりました) を使って実行中のプロセスの上限を動的に変更することができます。
pktgen
に追加pktgen
モジュールに追加されました。pktgen
モジュールにより 802.1Q のタグが付けられたフレームの生成が可能になります。
/proc/<PID>
/
へのアクセスの制限hidepid=
および gid=
のマウントオプションが procfs
に追加され、/proc/<PID>
/
ディレクトリへのアクセスを制限できるようになりました。
netfilter
モジュールが DSCP フィールドの難号化をサポートするようになりました。
mptfusion
ドライバーが 3.04.20 に更新され、デバイス ID SAS1068_820XELP
が追加されました。
qla2xxx
ドライバーがバージョン 8.04.00.05.05.09-k に更新されました。
qla4xxx
ドライバーがバージョン 5.02.04.05.05.09-d0 に更新されました。
lpfc
ドライバーがバージョン 8.2.0.128.3p に更新されました。
be2iscsi
ドライバーがバージョン 4.2.162.0r に更新されました。
bnx2i
ドライバーがバージョン 2.7.2.2 に更新されました。
bfa
ドライバー) は テクノロジープレビュー の対象から外れます。 BFA ドライバーは Red Hat Enterprise Linux 5.9 で完全対応になります。 また、 Brocade bfa
FC SCSI ドライバーはバージョン 3.0.23.0 に更新され、 特に以下のような機能強化が含まれています。
bfa
ファームウェアがバージョン 3.0.23.0 に更新されました。
mpt2sas
ドライバーがバージョン 13.101.00.00 に更新され、NUMA I/O サポート、Fast Load サポート、お客様固有のブランディングのサポートが追加されました。
megaraid_sas
ドライバーがバージョン 00.00.06.15-rh に更新され、Dell PowerEdge RAID Controller (PERC) 9、LSI MegaRAID SAS 9360/9380 12GB/s コントローラー、複数の MSI-X ベクトルおよび応答キューのサポートが追加されました。
iscsiuio
ドライバーがバージョン 0.7.4.3 に更新されました。 いくつかある拡張機能の中でも特に、このドライバーには VLAN およびルーティングのサポートが含まれます。
ib_qib
デバイスドライバーのサポートが、Red Hat Enterprise Linux 5.9 に同梱されるカーネルに追加されました。ib_qib
ドライバーは、QLogic の ib_ipath
InfiniBand Host Channel Adapter (HCA) デバイスドライバーの更新バージョン(および代用) であり、SDR、DDR、QDR InfiniBand アダプターの最新 PCI Express QLE-series へのサポートを提供します。
sfc
) がバージョン 3.1 に更新されました。 これにより、 SFE4003 ボードおよび TXC43128 PHY のサポートが追加されています。
bnx2x
ファームウェアがバージョン 7.2.51 に更新され、 Broadcom 57710/57711/57712 チップ向けのサポートが含まれています。
bnx2x
ドライバーがバージョン 1.72.51-0+ に更新され、Broadcom 578xx ファミリチップへのサポート、iSCSI オフロードのサポート、追加の PHY (EEE を含む) へのサポート、OEM 固有の機能などが含まれるようになりました。 また、 この更新により複数のバグが解決されています。
bnx2
ドライバーがバージョン 2.2.1+ に更新されました。
cnic
ドライバーとファームウェアが更新され、FCoE パリティエラー回復、統計サポート、FCoE 機能通知が追加されました。
cxgb3
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
cxgb4
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新され、Chelsio T480-CR および T440-LP-CR アダプターへのサポートが追加されました。
cxgb4
ファームウェアがアップストリームバージョン 1.4.23.0 に更新されました。
iw_cxgb3
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
iw_cxgb4
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
cxgb4i
、cxgb3i
、libcxgbi
のドライバーが更新されました。
netxen_nic
ドライバーがバージョン 4.0.79 に更新され、Minidump サポートが含まれるようになりました。
tg3
ドライバーがバージョン 3.123 に更新されました。
ixgbe
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新され、以下の拡張機能が追加されました。
allow_unsupported_sfp
) を追加
ixgbevf
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新され、最新のハードウェアサポート、拡張機能、バグ修正が含まれるようになりました。加えて、100MB リンク速度を認識するサポートも追加されました。
igbvf
ドライバーがアップストリームバージョン 2.0.1-k-1 に更新されました。
igb
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新され、Intel Ethernet Network Connection I210 および Intel Ethernet Network Connection I211 へのサポートが追加されました。
e1000e
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新され、Intel Ethernet Network Connection I217-LM へのサポートが含まれるようになりました。
bna
ドライバーは テクノロジープレビュー の対象から外れます。 BNA ドライバーは Red Hat Enterprise Linux 5.9 で完全対応になります。 また、 BNA ドライバーおよびファームウェアはバージョン 3.0.23.0 に更新されました。
qlge
ドライバーがバージョン 1.00.00.30 に更新されました。
qlcnic
ドライバーがバージョン 5.0.29 に更新されました。
be2net
ドライバーがバージョン 4.2.116r に更新されました。
enic
ドライバーがバージョン 2.1.1.35+ に更新されました。
mlx4
ib
および net
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。また、EEH エラー回復のサポートが mlx4
ドライバーに追加されました。
mlx4_en
ドライバーがバージョン 1.5.3 に更新されました。
mlx4_core
ドライバーがバージョン 1.0-ofed1.5.4 に更新されました。
ALSA HDA
オーディオドライバーが更新され、新しいチップセットと HDA オーディオコーディックに対するサポートが有効、改善されました。
IPMI
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
dmraid
デバイスは、 FIPS チェックサムのチェックより先にアクティベートされるようになります。
--serverurl
を使って指定することができます。 この機能に関する詳細は、 サブスクリプション管理ガイド (Subscription Management Guide) を参照してください。
gpgcheck
動作gpgkey
を持つレポジトリはすべて gpgcheck を無効にするようになります。 再度、 このレポジトリを有効にする場合は、 GPG キーをアップロードして、 カスタムコンテンツの定義に正しい URL が追加されていることを確認してください。
pam_cracklib
の追加のパスワードチェックmaxclassrepeat
オプションおよび gecoscheck
オプションへの対応がバックポートされ pam_cracklib
モジュールに追加されました。 これらのオプションは、ユーザーが入力する新しいパスワードのプロパティをチェックしたり、パスワードが指定された制限を満たさない場合は拒否するために使用します。maxclassrepeat
オプションは、同一の文字クラス (小文字、大文字、その他の文字) を連続して使用できる最大文字数を制限します。gecoscheck
オプションは、 新しいパスワードを入力しているユーザーの /etc/passwd
エントリ内の GECOS フィールドにある単語 (空白で区切られた文字列) が、 その入力しているパスワードに含まれているかどうかを確認します。 詳細については、pam_cracklib(8)
の man ページを参照してください。
M2Crypto.SSL.Connection
オブジェクトに IPv6 ソケットを作成するよう指示できるようになりました。
/etc/nsswitch.conf
ファイルで参照して、ファイルまたは LDAP 内を検索します。以前は、sudoers エントリの 1 番目のデータベース内にマッチがあったとしても、検索動作は他のデータベース (ファイルも含め) でも引き続き続行しました。Red Hat Enterprise Linux 5.9 では、/etc/nsswitch.conf
ファイルにオプションが追加され、ユーザーはデータベースを指定できるようになりました。これで、sudoers エントリのマッチが見つかるため、他のデータベースをクエリする必要がなくなり、大規模な環境での sudoers エントリ検索のパフォーマンスが向上します。この動作はデフォルトでは有効ではないため、選択したデータベースの後に [SUCCESS=return]
の文字列を追加して設定する必要があります。この文字列の直前にくるデータベース内に一致がある場合は、他のデータベースはクエリされません。
-T
タイムアウトオプションを使用するようになりました。これにより、ウェイクアップが減少するため、スクリプトから低スループット出力をポーリングできるようになりました。
kbuild
$PATH
環境は、 SystemTap により呼び出された場合、健全性を保持する目的で削除されるようになりました。
printf
の形式に %#c
制御パラメーターを使用して、編集記号をエスケープできるようになりました。
@var
構文は、uprobe
および kprobe
ハンドラー (プロセス、カーネル、モジュール) の DWARF 変数にアクセスするための代替の言語構文となりました。
stap
) は、以下のリソース上限のオプションを提供するようになりました。
--rlimit-as=NUM --rlimit-cpu=NUM --rlimit-nproc=NUM --rlimit-stack=NUM --rlimit-fsize=NUM
daddr_to_string()
THIS->*
表記ではなく、 新たに定義されたマクロ STAP_ARG_*
を使用するようにしてください。
/etc/sysconfig/cman
ファイルを使った DLMハッシュテーブルサイズの調整が可能になります。 /etc/sysconfig/cman
ファイルに設定できるパラメータは以下の通りです。
DLM_LKBTBL_SIZE=<size_of_table>
DLM_RSBTBL_SIZE=<size_of_table>
DLM_DIRTBL_SIZE=<size_of_table>
/sys/kernel/config/dlm/cluster/lkbtbl_size /sys/kernel/config/dlm/cluster/rsbtbl_size /sys/kernel/config/dlm/cluster/dirtbl_size
hv_netvsc
)
hv_storvsc
)
hid_hyperv
)
hv_vmbus
)
hv_util
)
hyperv_clocksource
、 AMD64/Intel 64: HYPER-V タイマー)
hypervkvpd
)。 このデーモンによりゲストの IP、 FQDN、 OS 名、 OS リリース番号、ホストから VMbus まで基本的な情報が渡されます。
/etc/samba/smb.conf
ファイルにある [global]
セクション内の以下のパラメーターを使用します。
max protocol = SMB2
$HUPisRestart
ディレクティブは削除されたため、現在はサポートされていません。そのため、Restart タイプの HUP 処理は利用できなくなりました。 現在 SIGHUP 信号を受信すると、 ログの回転に対応するための出力 (大半はログファイル) が再度開くだけです。
rsyslogd
をシャットダウンするなどしてスプールファイルを消去します。Rsyslog のアップグレードを続行して、再度 rsyslogd
を開始します。アップグレードが終わると、新しい形式が自動的に使用されます。
rsyslogd
デーモンがデバッグモードで実行していた場合は (-d
オプションを使用)、フォアグラウンドで行われていました。これは修正されて、デーモンはフォークされバックグラウンドで適切に実行するようになりました。-n
オプションを使用することで、rsyslogd
がバックグラウンドで自動起動しないようにできます。
改訂履歴 | |||
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改訂 1-0.2.4 | Tue Oct 23 2012 | ||
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改訂 1-0.2.3 | Mon Oct 22 2012 | ||
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改訂 1-0.2.2 | Mon Oct 22 2012 | ||
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改訂 1-0.2.1 | Wed Oct 10 2012 | ||
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改訂 1-0.2 | Tue Dec 11 2012 | ||
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改訂 1-0.1 | Mon Sep 24 2012 | ||
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改訂 1-0 | Thu Sep 20 2012 | ||
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